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「水かぶり」広岡達朗さんが実践していられるとは聞いていますが、こんな理由からなのですね。
スタップ細胞の「発見」のニュースに小躍りした時、生物は極限状態の中でその能力を開花させるのじゃないか?ついにそれが証明され、人類の未来を照らしたか?と思いました。
どうやらあの話は立ち消えになりそうですが、脳低温療法、原産地農法然り、新しい時代は「道具」で「便利」を手に入れるのではなく、自身の潜在的な力を引き出す事から展望しなければいけないと思う、今日この頃です.
小山内医師博は「水かぶり」によって、アレルギーを制御できるといいます。
“以前、知人の家で2歳ぐらいの女児がしきりに体のあちこちを掻いているので、冷水浴をすすめたことがあります。その子は2冬を過ぎるとすっかりきれいな肌になり、風呂上りには自分で冷水を浴びて、生意気にも「さっぱりした」といって出てくるまでになったのです。小さな子供でもよくいい聞かせれば納得して自分でやるし、そのうち次第に慣れてきて、ついには快感を覚えるまでになるのです。”
(小山内博著「生活習慣病に克つ新常識」第2章「かわいい子には冷水浴を」から抜粋)
アトピー性皮膚炎をはじめ、あらゆるアレルギー症に最も効果が高いのが、「水かぶり」つまり冷水浴だといいます。
小山内医師博は
1925年(大正14年)生まれ、東大医学部卒、(財)労働科学研究所に勤務、所長で退官。2003年没。
小山内医師博は、長年の労働科学研究所での調査研究の中で幾つかの発見をされているのですが、「皮膚への寒冷刺激は副腎皮質ホルモンの分泌を促進する」という自論を展開したのは約60年も前のことです。その当時は、まだアトピーなどは、一般に知られてはおらず、慢性肝炎、リウマチなどの旧来のアレルギー、自己免疫疾患疾患に、これを取り入れて治療効果を上げられ、その後、アトピーにも大きな効果があるとの臨床経験を積まれたようです。
「皮膚への寒冷刺激は副腎皮質ホルモンの分泌を促進する」 「しっかりした副腎は子供時代に育まれる」小山内医師の主張は明確です。
以下引用
私は、1950年代に暑さ寒さといった刺激が、副腎皮質ホルモンの分泌を促すということに気づきました。その頃、カナダのハンス・セリエという学者が副腎とストレス(刺激)の関係を「ストレス学説」として強調したのにヒントを得たのです。
「刺激によって副腎皮質ホルモンの分泌を増やすことができる」-これはうれしい発見でした。それ以来、副腎皮質ホルモンの分泌を促すための刺激方法として、水かぶりを考案し、活用してきました。私は専門の予防医学の立場から、健康な人にも体づくりの方法として水かぶりをすすめ、また、治療にも取り入れてきました。とくに成長期にある子供には強くすすめました。
それによって子供のアレルギーは改善され、風邪をひかない、体が丈夫になったなど、多くの報告があります。
私は30年来、水かぶりを指導してきて、その効果に強い自信を持つに至っています。後述しますが、アレルギー患者のほとんどすべて、慢性肝炎、腎炎、関節リウマチなどの難病にも改善効果がみられています。じつに副腎皮質ホルモンの免疫力には、はかり知れないものがあるのです。
(中略)
アトピーの方はご存知と思いますが、その改善の即効薬はステロイド剤です。ステロイドは皮膚の炎症を劇的に改善するのですが、自前のステロイドを分泌してくれるのが副腎皮質で、副腎皮質ホルモンがステロイドなのです。
ですから、副腎を強化してあげれば、自前のステロイドがよく出るようになり、これは自前のものですから副作用がまったくない有り難いステロイドなのです。
副腎を強化するには、「水かぶり」以外に、これといった方法がないです。
引用終わり
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