鍼の太さ


注射器の目的が採血や薬液を送り込むことなので、中空になった管状なのに対して、日本の鍼灸鍼は細長く「いかに痛みを与えることなく刺入するか?」を追求し研究を重ねて来ました。
ちなみに世界初のディスポーザブル鍼は1978年、日本メーカーのセイリンから生まれました。



かたちの違い



先端は「松葉型」に加工され、尖っていません

刺入しやすく刺入痛が少ないかたち松葉型は、管鍼法(江戸時代の日本で考案された鍼官を用いた方法)に適するように改良が重ねられたものであり、鍼尖としての理想的な形状です。
現在、日本製の鍼のほとんどがこの形状をとっています。

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